漫画「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」は、まんが王国で月間総合ランキング1位を複数月に渡り獲得したほどの人気作品。
こちらでは大人気連載中の漫画「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」分冊版34巻のネタバレを紹介していきますね。
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漫画「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」34巻のネタバレ
瑠衣への新たな疑惑
カズには爽の前に親の意向で結婚した女性・弥生との間に子供がいました。
意にそぐわない結婚だったので、弥生や息子の駿にも愛情を傾けることがなかったカズは、最終的に一方的に離婚届を残し二人の元を去ったのです。
その後、孤独になった弥生と駿を守ると誓い、いつも二人を側で支えていたのは弥生の弟・睦月でした。
駿と二人平和に暮らす弥生でしたが、数年後自らの命を絶ってしまいます。
睦月は大好きな姉を死に追い込み、駿の人生を狂わせたカズのことを憎みました。
そして、睦月の書いたフェイク記事で社会的に抹殺されたカズは、これ以上爽が危険に巻き込まれないようにと、爽と離婚し姿を消します。
カズは自分の愚かさを痛感し、できる償いをしようと、心を病んで入院する爽の母を何度も訪ねていたのです。
また騒動後のカズは、独自に弥生が自殺に追い込まれた真相を探り行き着いた答えがありました。
睦月は姉を亡くし傷付いていたところを瑠衣から目をつけられ、瑠衣の陰謀に引き込まれたと思われていましたが、「睦月を利用するために瑠衣が弥生を自殺に追い込んだ」のではないかということにカズは気付いたのです。
そのことを直接瑠衣に問い詰めたカズでしたが、瑠衣は「だとしても証拠なんてどこにもない」と開き直るのでした。
カズの意外な情報源
久しぶりに母を訪ねた爽は、母の入院する病院でカズに再会し、カズが騒動後に調べて辿り着いた新たな瑠衣への疑惑を聞きます。
「まだ話したいことがあると」言うカズの希望で、今は一人で暮らす爽のマンションに帰った二人でしたが、そこに玄関のチャイムが鳴ります。
予期していたように迎えるカズ。
それはカズが呼んでいた人物で、カズの情報源・守屋でした。
自分の職場の同期である守屋が突然やって来たことに驚く爽に説明するカズ。
守屋は、広告代理店に勤めていたカズと数年前に仕事をしたことがあったのです。
カズは爽が守屋のいる週刊誌へ異動になったことを知り、守屋に爽を見守って欲しいと連絡したのでした。
さらにカズは守屋に瑠衣の身辺調査を依頼し、弥生の死の真相を探っていたのです。
瑠衣の真の憎しみとは
守屋を交えて状況を整理するカズと爽。
発端は、子供の頃から母親に虐待されていた瑠衣が自分を守ってくれた血縁関係のない兄の秋山を好きになることから始まります。
秋山に執拗に依存している瑠衣は、高校時代秋山の彼女だった爽に憎しみを抱きます。
瑠衣は、爽とカズが結婚した後、カズを誘惑し不倫関係に。
その後、瑠衣は睦月を爽の職場に潜り込ませ、爽を罠にはめ社会的に追い込みました。
その睦月の姉である弥生は、瑠衣から何らかの嫌がらせをされていて自殺に追い込まれた可能性があることをまとめた三人。
これらの瑠衣の行動全てが秋山を好きだからという理由だけとは到底思えないカズ。
そして、「瑠衣にはここまでする恨みが別にある」と断言する守屋に、イタリアから帰って再会した瑠衣が別人みたいだったと言った秋山の言葉を思い出す爽なのでした。
弥生の日記
睦月は、母の自殺というトラウマに心を閉ざし施設に入所する駿を支え続けていました。
そんな駿から母のものがほしいと言われ、それまで開けていなかった弥生の私物を探していた睦月は、弥生の日記を見つけます。
そこには弥生を追い詰めた人物のことが記されていたのです。
睦月は、そのことが書かれたページを引き剥がし、その日記帳を駿へ持って行きました。
瑠衣の壮絶な過去
睦月が瑠衣に利用されていたことを知った爽たちは、駿と睦月の身が心配になります。
利用価値がなくなった二人に瑠衣が手をかける可能性を考えだすと、いてもたってもいられなくなった爽。
話しの途中でしたが、爽はそのまま家を飛び出し、駿の入所する施設へ向かったのです。
爽が出て行った後、守屋はカズに一つの記事を見せます。
「未成年が親に危害を加える事件が急増中」と題された20年程前の記事。
守屋は、ここに書かれているのは中学生の頃の瑠衣ではないかと言ったのです。
守屋の予測が当たっていたら、
瑠衣は、中学生のときに母親を階段から突き落とし保護観察を受けていることになるのでした。
駿と会った爽
爽が施設に着き、身内以外の面会はできないと断られていると、駿が自ら現れました。
カズとそっくりな顔をした駿に爽は胸が熱くなり、なかなか話しを切り出せずにいると、駿は睦月が持って来た弥生の日記帳を差し出したのです。
爽が日記をめくっていくと、そこには、弥生が愛する駿と睦月とで過ごした時間が綴られていました。
駿は涙を浮かべ、母と二人で暮らしていた頃ときどき電話があって「もうやめて」と母が泣いていたことを爽に話し始めました。
そして、電話のことは睦月には言わないでと弥生が駿に口止めしていたと話し、
睦月は「優しいから きっと怒るから」と弥生が言ったことを打ち明けたのでした。
弥生は、弟を巻き込むまいと事実を語らず、一人で耐えていたのです。
破かれたページに目を止めた爽は、ついに睦月がその事実を知ったことに気付きます。
駿もまた、いつもは「また来るね」と言う睦月が、「元気でな」と言ったことに不安を感じていたのでした。
弥生の死の真相を知った睦月
弥生の日記を見た睦月は、弥生が駿に口止めしていた嫌がらせ電話のことを知ります。
一方、爽は駿から話しを聞き、睦月が真実を知って暴走する前に止めなければと走り出しました。
睦月は瑠衣を家に呼び出していました。
瑠衣を非常階段へ連れ出すと、睦月は弥生の日記に書かれていたことを話し始めました。
日記には「オギノサヤカ」と名乗る人物から執拗な嫌がらせ電話を受けて、だんだんに弥生が追い詰められていく様子が綴られていたのです。
「許せない」と呟く睦月に同意する瑠衣。
けれど同じ職場で働いていた睦月は爽のことを知っていました。
爽は姉に似ていて「強いけど弱い」でも「弱いけど優しい」ということを。
「姉ちゃんに会いたい」と睦月がぽろりと言ったそのとき、秋山が現れました。
睦月が瑠衣を装い秋山を呼び出していたのです。
驚く瑠衣に睦月が続けます。
弥生は、駿や睦月のことまで聞いてくる電話口の人物に違和感を感じていたのです。
そして、「あれは絶対に奥さんじゃない」と日記に書き残していました。
睦月は、弥生の言葉で、姉を死に追いやった真犯人が瑠衣だったことに気付いたのです。
そこまで話した睦月は、ひと思いに非常階段の手すりから瑠衣を突き落としました。
地上に落ちていく瑠衣は、母親のことを思い出していました。
そして、立ち尽くす秋山の目の前で瑠衣は地上に落ちたのです。
漫画「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」34巻の感想
大変なことになりました。
弥生を追い詰めた真犯人は瑠衣だったんですね。
そのことを知った睦月は、
やはり怒りを抑えることはできませんでした。
生前、弥生が心配していた通りになってしまいましたね。
駿にはもう睦月しかいないのに・・・
悲しいです。
何の恨みもない弥生をそこまで追い詰めた瑠衣の心境はどんなものだったのか?
守屋が言うように、瑠衣にはそこまで悪魔になる「何か」があるのかもしれません。
睦月に突き落とされた瑠衣はどうなってしまうのでしょうか?
見どころが多すぎて忙しい・・・次回、目が離せません!
漫画「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」の作品情報
著者・作者:丘上あい
掲載雑誌:BE・LOVE
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