漫画「黙示録の四騎士」は、累計発行部数3,700万部を超え、さらに4期に渡りアニメ化もされた超人気漫画「七つの大罪」作者 鈴木央の最新作。
こちらでは2021年3月31日(水曜)発売された週刊少年マガジン18号の最新話「黙示録の四騎士」10話のネタバレを紹介していきますね。
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漫画「黙示録の四騎士」前話までのあらすじ
キャメロットを目指すべく、リオネスに向けて旅立ったパーシバル、ドニー、シンの3人は、その道中に狩りをはじめ、木霊の谷に入ったパーシバルはナシエンスと、ドニーとシンはドロレス、ハブ、ナブと出会いました。
木霊の谷にはかつて、オルドという薬師が住んでおり、妖精たちとともに暮らしていましたが、ある日姿を消し、その頃から谷にも異変が起きました。妖精たちはその原因をナシエンスだと思い込んでいましたが、ナシエンスは谷を救うための薬を作ろうとしていたのでした。
パーシバルが自ら実験台になったことで、薬の完成が確かめられたナシエンスは、薬を使って谷を救い、妖精たちの誤解も解けます。
しかし、その様子をパーシバル達とは別の場所から見ていた黒い妖精は、谷を救うナシエンスを面白く思っていません。そしてそんな妖精と一緒にいたのは変わり果ててしまったオルドでした。
黒い妖精は一体何を企んでいるのか、10話を見ていきましょう!
漫画「黙示録の四騎士」10話のネタバレ
本当の原因
パーシバルは薬の影響で伸びた髪を切り、処分された服の代わりに、ドロレスがナシエンスのために作ったが、小さくてナシエンスが着れなかった服をもらい受け、見た目を整えます。
シンが超ちびで良かったなと嫌みを言いますが、パーシバルは全く気にせず、ハイテンションで兜をかぶります。
ドニーは、シンが口の悪さを、パーシバルに発揮できていない様子を見て、シンを笑います。
一方妖精たちは、木霊の谷に起きた異変をナシエンスのせいだと決めつけ、酷い態度をとってきたことの許しを請います。
ナシエンスは、実際谷の動物が凶暴化してたのは自分の薬の副作用だったと語り、気にしていないといいます。
しかし、ナシエンスが原因でないとするならば、なぜ木霊の谷に異変が起きたのかがわかりません。
ナシエンスは、オルドが消えた日を境に谷の動植物の生命力が蝕まれていき、自分はそれを止めたに過ぎないといいます。そして、谷の動植物の生命力が蝕んだ病が、故意のものか自然発生か、原因は未だにわからないと語ります。
さらにナシエンスは、死の病に打ち勝つ強力な活性効果を持つ薬であったため、配合1つ間違えれば、逆に谷を全滅させる可能性があったことを説明し、自分に謝罪をするより、率先して実験台になったパーシバルに礼をいうようにと諭します。
ドニーは無茶ばかりするなといいますが、パーシバルは褒められたかのように笑います。
妖精たちは、パーシバルをモルモットと呼びながら、谷の恩人であると胴上げをします。
シンは、谷の動植物を苦しめた病は、土壌にまで及んでおり、そのため巨人族であるドロレスの祈りも大地に届かなかったようだといいます。
それを聞いたナシエンスは、谷全体の汚染という点から、岩壁の風穴から吹き下ろされる風に問題があるのではないかという可能性に気が付きます。
そのとき、妖精たちがなんだあれと騒ぎ始め、全員が視線を風穴に移すと、大きな人の顔が風穴から谷を覗いていました!
大きな人の顔に6本の手足が生えており、6足歩行をして岩を歩くその化け物を見て、ナシエンスはオルドの名をつぶやきます。
化け物になったオルドは、風穴からジャンプして一気に地面に下りると、雄叫びを上げます。
パーシバルはオルドを当たり前のようにナシエンスのじいじと受け入れ、自分の祖父バルギスの3倍以上の大きさだといいますが、ドニーがそんなわけねーだろとツッコミを入れます。
妖精たちやドロレスは、変わり果てたオルドの姿を恐れますが、ナシエンスは今までどこに行っていたのかを問いながら、オルドのもとへかけていきます。
しかし、オルドはその声に反応を示さず、頬を膨らませて物凄い量の息を吐きだします。
オルドが吐き出した息は猛毒であり、ナシエンスが復活させた谷の木々が再び枯れていきます。
ナシエンスはかつてオルドが、木霊の谷を大切な研究の場であり、家族のいる我が家と読んでいたことを回想し、オルドにここはあなたの家なのになぜこんなことをするのだと叫びます。
オルドはナシエンスの言葉に、視線を送ります。その様子を見てドニーがあれ以上近づくと危ないといい、パーシバルがナシエンスのもとへと走り出します。
ナシエンスは何があなたを変えたのか、話してくれと訴えかけます。これにオルドは「レル、クライ、ワ、ガ」と言葉にならない言葉をつぶやき、ナシエンスが戸惑うと、オルド谷を滅ぼすと言います。
木霊の谷をブリタニアの薬箱にし、病やケガに苦しむあらゆる種族を救うことが夢だと語っていたオルドは、もういません。
ナシエンスは、オルドが愛した谷だから守りたかったのだと叫びますが、オルドはナシエンスを掴んで襲い掛かります。
強い握力にナシエンスが苦しむと、ドロレスがオルドの腕を掴み上げてナシエンスを助けます。開放されて落下するナシエンスは、パーシバルがキャッチします。
ドロレスが、自分の家族を傷つけるつもりかと問いますが、オルドは大口を開け、ドロレスに向けて猛毒の息を発します。
毒に直撃したドロレスは言葉も発さないまま倒れます。
ナシエンスは自分とドロレスを、生まれた場所も種族も違っても大切な家族だと言ってくれたオルドが、ドロレスを攻撃したことにショックを受け、受け入れられません。
その頭上に黒い妖精が現れ、ナシエンスにわめくなといい、ナシエンスが邪魔をしたからこうなったのだといいます。
パーシバルは、ナシエンスの家で出会った妖精であることに気が付きます。シンは黒い要請を薬師を化け物に変えた張本人だろうといいます。
一方黒い妖精もシンを見て、喋るキツネということで何かを理解したようです。
パーシバルは黒い妖精に、なぜこんなことをするのかと問います。これに対し黒い妖精は、オルドを罪人と呼び、罪を償うために谷を滅ぼすのだといいます。
オルドは再びナシエンスに襲い掛かります。それをパーシバルが顎に頭突きをして吹っ飛ばして阻止しますが、ナシエンスはショックから立ち直れず、自分がどうすればいいのかと悩みます。
パーシバルはそんなナシエンスをグッと抱きしめ、一緒にオルドを元に戻すんだといいます。ナシエンスは、泣きだしそうな目で、パーシバルの名を呼びます。
漫画「黙示録の四騎士」10話の感想
オルドが想像以上に気味の悪い姿になっていて、悲しかったですね。冷静そうなイメージのナシエンスが、動揺で身動きが取れなくなってしまう様子や、回想のシーンから、オルドがどれだけ大切な存在だったかが伝わってきました。
黒い妖精がシンをみた反応は、シンの正体と、パーシバルが黙示録の四騎士であることに気が付いたということなのですかね? 黒い妖精が何者なのかも気になります。
オルドが犯した罪とはなんなのでしょうか。オルドは元の姿に戻すことはできるのでしょうか。続きがとても楽しみです!
漫画「黙示録の四騎士」の作品情報
著者・作者:鈴木央(「七つの大罪」作者)
掲載雑誌:週刊少年マガジン
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