漫画「黙示録の四騎士」は、累計発行部数3,700万部を超え、さらに4期に渡りアニメ化もされた超人気漫画「七つの大罪」作者 鈴木央の最新作。
こちらでは2021年3月10日(水曜)発売された週刊少年マガジンの最新話「黙示録の四騎士」7話のネタバレを紹介していきますね。
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漫画「黙示録の四騎士」6話までのあらすじ
パーシバルは、「神の指」という雲の上に存在する辺境の地で、祖父のバルギスと2人で暮らしていました。
しかしある日、聖騎士イロンシッドが現れ、アーサー王を破滅へ導く黙示録の四騎士の出現という予言を回避するために可能性を潰すべく、元聖騎士のバルギスを殺します。
イロンシッドを探すべく、「神の指」から旅に出たパーシバルは、最初に出会った人間であるドニー、エルバ、カッツと共に村を訪れ、そこにイロンシッドの名を知る、黒の騎士ペルガルドが現れます。
ペルガルドとの勝負中に、人の言葉を話す赤いきつねのシンにより、竜の背骨に異動させられたパーシバルとドニーは、シンからパーシバルが黙示録の四騎士であることと、イロンシッドがキャメロットにいることを告げられます。
そして、3人はキャメロットにいくために、リオネス王国を目指して旅をすることとなりました。
旅の目的地が定まったパーシバル、3人はどんな旅を繰り広げるのか、7話を見ていきましょう!
漫画「黙示録の四騎士」7話のネタバレ
巨人族の尼さん
リオネスへと旅だった3人は、長い竜の背骨を歩き切り、地面にたどり着きます。
パーシバルは竜の背骨を惜しみ、ドニーは地面の感触が恋しかったと語るという対極の反応を見せる2人に、シンはリオネスはまだまだ遠く、休む暇はないといいます。
しかしそのタイミングでパーシバルのお腹が豪快に鳴り、とりあえずご飯を食べようということになりました。
そこでパーシバルは誰が一番すごい獲物を捕まえるか勝負をしようと言い出します。
ドニーは呆れた様子で、本当に世界を滅ぼす騎士なのだろうかと言い、シンも文句は予言に言えといいながらため息をつきますが、パーシバルはお構いなしに、探す場所は自由で負けた2人が1位の人の命令を1つ聞くというルールを決め、弓を手に取って勝負を始めようとします。
ドニーは早速出発しようとするパーシバルを呼び止め、お前が持っていても役に立たないからと弓を取り上げます。
手ぶらになったパーシバルが木々の方へと駆けていくと、落石で塞がれている道を見つけます。
パーシバルは岩の隙間から先を覗き見ると、何かを発見し、身軽さを発揮して岩の山を登っていきます。
岩の山を越えた先にあったのは、とても大きな谷でした!
パーシバルは興奮して大きな声を出します。
すると、パーシバルの声が何重にも木霊します。
パーシバルはそれを面白がり、この谷で獲物を狩ると決めると、歌いながら意気揚々と谷の奥へと走っていきます。
そんなパーシバルの姿を、少し離れた上空から目撃した2人の妖精は、「あれは……人間?」とつぶやきます。
一方、弓を使ってウサギを狩ろうとするドニーですが、放った矢はウサギの後方の地面に刺さり、様子を見ていたシンはドヘタだと評します。
ドニーはパーシバルに比べたら大分マシだと反論しますが、シンは興味なさそうにこのままだと晩飯なしだなと言います。
そのときドニーの視界に背を向けている鹿が入り、これをチャンスだと捉えたドニーは、今度こそ仕留めて今晩は鹿肉のローストだと考え、すかさず矢を放ちます。
しかし放たれた矢は、またしても狙いとは大きく逸れ、木々の中へと消えてゆきます。
これを見たシンはドヘタクソ野郎とドニーを馬鹿にし、ドニーは口悪いなと言い淀みます。
すると、木々の奥から叫び声が聞こえてきます。
人に当ててしまったと考えたドニーとシンは、急いで木々の奥へと向かいます。
ドニーは大丈夫かと心配しつつ、まさか人がいるとは思わなかったんだと説明しながら進むと、そこにいたのは黒い修道服を着た巨人の少女でした。
「人間?」といいながら振り向く巨人の少女の腕には、ドニーの放った矢が刺さっています。
ドニーは、巨人族の尼さんだと驚きながらも、鹿を狙ったつもりの矢が逸れてしまったと説明して謝罪します。
すると巨人の少女は、このくらいなんともないから気にしないでくださいと答え、お祈りと際中だったから驚いて大声をあげてしまったといいます。
シンは大地でなく女神を信仰する巨人族は珍しいといい、巨人の少女はその訳を話そうとしますが、そのタイミングで巨人の少女をドロレスと呼ぶ2人の妖精、ハブとナブが慌てた様子で現れます。
凶器の薬師ナシエンス!
ハブとナブはドロレスに妙なカブトの人間が木霊の谷に入ってしまったといいます。ドロレスは谷への入り口は封鎖したはずだといいますが、妖精たちは逆に興味津々だったと説明します。
今度は妖精族かと言いながらその会話を聞いていたシンとドニーは、妖精たちのいうカブトの人間が、パーシバルのことを指しているのではないかと考えます。
そして、ドニーは妖精たちにそいつは俺たちの連れだと説明し、その谷に入ったらまずいのかと尋ねます。
妖精たちは、木霊の谷について、少し前までは巨人族や妖精の暮らす豊かで美しい場所だったが、今ではまるで地獄だといいます。
その言葉にドニーは不安そうに「地獄!?」と聞き返します。
その頃、木霊の谷に入ったパーシバルには、外とは様変わりした狂暴な2匹のウサギや、命を宿したモンスターのような木が襲い掛かってきます。
しかし、持ち前の身体能力で次々と返り討ちにしてしまうとパーシバルは、のんきに獲物から寄ってきてくれる天国だと喜びます。
パーシバルが捕まえた獲物を見て、狩りの勝負の勝利を確信していると、どこかから助けを呼ぶ声が聞こえてきます。
その声は木霊の谷の奥深くにある、1つの家から発せられているものでした。
声の主である真っ黒な妖精は、家の中で全身をひもで縛られ、身動きが取れない状況に陥っていました。
そして、家の中にはもう1人、黒い妖精に対して、見かけない顔だがどこからきたのか、何が目的なのかと問う少年がいます。
妖精は道に迷ったと答えますが、少年は聞く耳を持たず、吐いてもらうついでに色々と実験に協力してもらうと言います。
助けを求める妖精を見て、少年は不気味な笑みを浮かべながら、出血するほどに自身の唇を噛みます。
そこに、お邪魔しますと言いながら勢いよくドアを開けて、パーシバルが現れます。
助けに来たというパーシバルに、少年は人の家に勝手に侵入するとは何者だと怒りを露わにします。
パーシバルは少年に殴りかかりますが、拳は空を切り、足を引っかけられて、柱に顔をぶつけます。
その拍子に妖精の目前に立ったパーシバルに、妖精が早く助けてといい、パーシバルは紐をちぎります。
その瞬間、妖精は目にもとまらぬ速度で窓から外へと逃げ出します。
空を飛んで逃げていく様子を窓からのぞいたパーシバルが、初めて見た妖精に驚き、じいじにも見せたかったと興奮していると、後ろから何かを刺されてしまいます。
そして、パーシバルは徐々に意識を失っていきます。
倒れるパーシバルを見ながら、少年は、実験台の替わりになってもらうと語りかけます。
木霊の谷へと向かうドニーたちは、ハブとナブから木霊の谷の動植物がみんな狂暴化してしまった原因となる人物が、凶器の薬師ナシエンスと呼ばれている、悪魔のような人物だと説明を受けます。
そのナシエンスこそが、パーシバルと遭遇し、眠らせた少年だったのです。
世界を滅ぼす騎士
その頃、パーシバル自身も赤いきつねから、自分が近い将来世界を滅ぼす黙示録の四騎士の1人であると説明を受けます。
パーシバルは自分は聖騎士でないし、イロンシッドを倒したのちにはブリタニア中の不思議な場所を冒険するつもりであることから、世界を滅ぼす騎士にはならないといいますが、赤いきつねは予言の的中率は100%だといいます。
パーシバルを捜して連れ帰るように言われているが、頑固なパーシバルは大人しくついてこないと理解した赤いきつねは、イロンシッドとその仲間は、キャメロットにいることを教えてきます。
しかしこれを聞いたドニーは、赤いきつねがあからさまな嘘をついているといいます。
なぜならキャメロットは、16年前に魔神族との聖戦で滅びた王国であり、魔神の王の一撃で城も街も跡形もなく消し飛んでしまい、王はわずかに生き残った聖騎士や民と姿をくらましてしまっているのです。
ドニーの説明を聞いて、パーシバルは赤いきつねが自分を騙そうとしたと怒り、絶対についていかないといいますが、赤いきつねはキャメロットは今も実在すると断言し、たどり着くにはリオネス王国に行く必要があるのだと言います。
ドニーは怪しい話だ警戒し、赤いきつねへの付き添いを断ろうとします。
しかし、普通ではたどり着けないという説明にワクワクし、村や町よりも大きい王国への興味もあるパーシバルが、ノリノリでついていくと返答します!
そして、赤いきつねが自分がシンという名であることを明かし、ノリノリのパーシバルと、しぶしぶついていくドニーと、シンのリオネスに向けた旅が幕を開けました!
漫画「黙示録の四騎士」7話の感想
巨人のドロレス、妖精のハブとナブ、凶器の薬師ナシエンスと新キャラが続々登場した1話でした! 新章開幕らしい、謎が散りばめられた1話でしたね。
まず凶器の薬師ナシエンスが行っている実験とはなんなのでしょうか、そして、ナシエンスとはどんな人物なのでしょうか。
また、話が途中で中断されたために語られなかった、ドロレスが大地でなく女神を信仰する理由はなんなのかという謎も残ります。
明かされるのがとても楽しみですね。
ピンチ陥ってしまったパーシバルはどうなるのか、続きが楽しみです!
漫画「黙示録の四騎士」の作品情報
著者・作者:鈴木央(「七つの大罪」作者)
掲載雑誌:週刊少年マガジン
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